臨床計算ツール

SIRS(全身性炎症反応症候群)

全身性炎症反応症候群の判定

あと 4 項目

34〜41
℃
30〜200
回/分
4〜50
回/分
20〜80
mmHg

血液ガスを測っていれば入れる。測っていなければ空欄でよい

1000〜50000
/μL

例: 12000。検査結果が ×10³/μL で「12.0」なら 12000、×10²/μL で「120」なら 12000 と入れる

0〜50
%

白血球の分画を測っていれば入れる。測っていなければ空欄でよい

基準

  • 体温が 38℃ を超える、または 36℃ 未満
  • 心拍数が 90回/分を超える
  • 呼吸数が 20回/分を超える、または PaCO2 が 32 mmHg 未満
  • 白血球数が 12,000/μL を超える、または 4,000/μL 未満、または幼若球が 10% を超える

注意

  • SIRS は全身の炎症の反応を見る基準で、敗血症の診断基準ではない。Sepsis-3(2016年)は、SIRS を敗血症の診断に役立たないとして定義に使わず、感染症が疑われる患者の敗血症は SOFA スコアの合計2点以上の急な上昇で診断する
  • SIRS は特異度が低い。感染症でなくても入院患者の多くが満たし(Sepsis-3)、一般病棟の患者でも約半数が2項目を満たす(日本版敗血症診療ガイドライン2024)
  • PaCO2 と幼若球は測っていれば入れる。測っていない項目は「満たさない」として数えるので、測っていないことで「該当しない」側に出ることがある
  • 成人の基準値。小児の SIRS 基準は年齢ごとに作られている(2005年の国際小児敗血症合意会議。日本版敗血症診療ガイドライン2024)

出典

  1. Bone RC, Balk RA, Cerra FB, et al. Definitions for sepsis and organ failure and guidelines for the use of innovative therapies in sepsis. The ACCP/SCCM Consensus Conference Committee. Chest. 1992;101(6):1644-1655.(原典未見) PMID: 1303622、DOI: 10.1378/chest.101.6.1644[原著]
  2. 志馬伸朗, 中田孝明, 矢田部智昭, ほか. 日本版敗血症診療ガイドライン2024. 日集中医誌. 2024;31(Suppl 2):S1165-S1313.(Table 1-3-1 SIRS の定義(S1181)、CQ1-3 の解説(S1180)、小児敗血症の診断基準の項) https://www.jsicm.org/pdf/cq/J-SSCG2024/J-SSCG2024_Main.pdf[ガイドライン]
  3. Singer M, Deutschman CS, Seymour CW, et al. The Third International Consensus Definitions for Sepsis and Septic Shock (Sepsis-3). JAMA. 2016;315(8):801-810.(Box 1(SIRS)、Variable Definitions「Sepsis」) PMID: 26903338、DOI: 10.1001/jama.2016.0287[原著]

確認日: 2026-10-12

免責

この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。