臨床計算ツール

単位換算(℉/℃・lb/kg・mg/dL⇔mmol/L)

華氏と摂氏、ポンドとキログラム、検査値の mg/dL と mmol/L(物質を選ぶ)、クレアチニンの mg/dL と μmol/L

摂氏 あと 1 項目
華氏 あと 1 項目
キログラム あと 1 項目
ポンド あと 1 項目
mmol/L(mg/dL から) あと 2 項目
mg/dL(mmol/L から) あと 2 項目
クレアチニン μmol/L(mg/dL から) あと 1 項目
クレアチニン mg/dL(μmol/L から) あと 1 項目

32〜115
℉

例: 98.6

0〜46
℃

例: 37.0

1〜500
lb

例: 150

0.5〜250
kg

例: 68.5

検査値の物質(mg/dL⇔mmol/L に使う)

係数は物質ごとに違う。クレアチニンは下の別の欄

0.1〜2000
mg/dL

例: 血糖 100

0.05〜100
mmol/L

例: 血糖 5.5

0.3〜15
mg/dL

例: 0.8

20〜1300
μmol/L

例: 71

計算式

  • ℃ =(℉ − 32)÷ 1.8。℉ = ℃ × 1.8 + 32
  • kg = lb × 0.45359237。lb = kg ÷ 0.45359237
  • mmol/L = mg/dL × 10 ÷ 分子量(物質ごと)。mg/dL = mmol/L × 分子量 ÷ 10。分子量(g/mol): グルコース 180.16、尿素窒素 28.014(窒素 2 原子)、コレステロール 386.65、カルシウム 40.078、マグネシウム 24.305、無機リン 30.974、乳酸 90.08
  • 中性脂肪: mmol/L = mg/dL × 0.01129(mg/dL = mmol/L ÷ 0.01129)
  • クレアチニン: μmol/L = mg/dL × 10000 ÷ 113.12(約 88.4 倍)

注意

  • ℉⇔℃ と lb⇔kg は定義の値による換算(計量単位令 別表第七、NIST SP 811)。表示は丸めた値で、換算の係数そのものは丸めていない
  • mg/dL と mmol/L の換算係数は物質ごとに違う。必ず物質を選ぶ。係数は「10 ÷ 分子量」で、載せているのは分子量を確かめた物質だけ(グルコース・尿素窒素・コレステロール・中性脂肪・カルシウム・マグネシウム・無機リン・乳酸)
  • 尿素窒素(BUN)は、窒素の質量(mg/dL)で表した値。mmol/L にすると、尿素の物質量濃度になる(窒素原子 2 個で尿素 1 分子。係数 0.357)
  • コレステロールは総コレステロール・HDL・LDL に同じ係数を使う(成書の付表は総コレステロール・エステル型・HDL を係数 0.02586 で示し、LDL の行は係数の欄が空欄。LDL に同じ係数を使うのは検査会社の換算表〈0.0259〉による)。中性脂肪は成書の係数 0.01129、検査会社の換算表は 0.0113 と、桁数の違いがある(mg/dL を mmol/L にしたとき小数第 2 位の違いになることがある)
  • ナトリウム・カリウム・クロールなど 1 価のイオンは、mEq/L と mmol/L の数が同じ(成書の付表は係数 1)。mEq と mg の換算は別の計算
  • 換算した値の判断は、施設の基準範囲と指示に従う。このツールは単位の換算だけで、基準範囲や異常の判定は出さない

出典

  1. 濃度の単位換算: 質量濃度(mg/dL)× 10 ÷ 分子量(g/mol)= 物質量濃度(mmol/L)。クレアチニンの μmol/L は同じ式に 1000 を掛ける。分子量は分子式(C6H12O6、C4H7N3O、C27H46O、C3H6O3、N2)と原子量から出した[式の導き方]
  2. 計量単位令(平成4年政令第357号)第8条・別表第七(ヤードポンド法による計量単位の定義). e-Gov 法令検索.(別表第七(ポンド、カ氏度)) https://laws.e-gov.go.jp/law/404CO0000000357[ガイドライン]

    上記の資料をもとに、当ツールが編集・加工して作成しました(国・作成元が作成したものではありません)

  3. NIST Special Publication 811. Guide for the Use of the International System of Units (SI). Appendix B, B.8 Factors for units listed alphabetically.(B.8(degree Fahrenheit、pound の行)) https://www.nist.gov/pml/special-publication-811/nist-guide-si-appendix-b-conversion-factors/nist-guide-si-appendix-b8[ガイドライン]
  4. 片山善章, 栢森裕三, 長村洋一編. 新版 臨床化学 第3版. 講談社サイエンティフィク; 2014.(付表の差し替えデータ: 出版社の公開 PDF)(付表:基準範囲一覧(p.299〜300)) https://www.kspub.co.jp/download/1398405b.pdf[成書]
  5. CIAAW (IUPAC Commission on Isotopic Abundances and Atomic Weights). Standard Atomic Weights 2024.(標準原子量の表) https://www.ciaaw.org/atomic-weights.htm[ガイドライン]

確認日: 2026-10-12

免責

この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。