臨床計算ツール

尿量(mL/kg/時)の計算

一定の時間の尿量と体重から、体重あたり1時間の尿量を出す

あと 3 項目

0〜6000
mL

入れた時間のあいだに出た尿量の合計。例: 6 時間で 180 mL なら 180。出ていなければ 0

1〜24
時間

例: 6 時間なら 6、30 分なら 0.5

0.5〜150
kg

例: 60

計算式

  • 尿量(mL/kg/時)= 尿量(mL)÷ 体重(kg)÷ 時間(時間)
  • 判定の帯の境目 0.5・0.3 mL/kg/時 は、AKI の病期分類の尿量の基準の値

注意

  • 病期分類の尿量の基準は、尿量の少ない状態が一定の時間続くことを求める(0.5 mL/kg/時 未満は 6 時間以上、第3期は 0.3 mL/kg/時 未満が 24 時間以上、または無尿が 12 時間以上)。この計算は入れた時間全体の平均で、その中の時間ごとの変動は見ない。基準を平均で当てはめるのか、続いた減少で当てはめるのかは、定まっていないとされている
  • 体重に実体重・理想体重・除脂肪体重のどれを使うかは、今後の検討とされている。高度の肥満では、尿量が正常な人まで基準に当たることがある
  • 尿量の基準は血清クレアチニンの基準より検証が十分でなく、個々の患者では薬剤(ACE 阻害薬など)・体液バランスなどの影響を、臨床判断で加えて見る
  • 血清クレアチニンと合わせた AKI の病期は「KDIGO AKI 分類(2012年版)」で出せる

出典

  1. 尿量の換算: 尿量(mL/kg/時)= 尿量(mL)÷ 体重(kg)÷ 時間(時間)[式の導き方]
  2. Kidney Disease: Improving Global Outcomes (KDIGO) Acute Kidney Injury Work Group. KDIGO Clinical Practice Guideline for Acute Kidney Injury. Kidney Int Suppl. 2012;2(1):1-138.(Recommendation 2.1.1・2.1.2、Table 2(p.19)、Chapter 2.1(p.22)) PMID: 25018915、DOI: 10.1038/kisup.2012.1、https://kdigo.org/wp-content/uploads/2019/01/KDIGO-2012-AKI-Guideline-English.pdf[ガイドライン]
  3. AKI(急性腎障害)診療ガイドライン作成委員会 編. AKI(急性腎障害)診療ガイドライン2016. 日本腎臓学会誌. 2017;59(4):419-533.(CQ 2-1 表3(p.445)) https://cdn.jsn.or.jp/guideline/pdf/419-533.pdf[ガイドライン]

確認日: 2026-10-15

免責

この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。