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心室頻拍を示唆する心電図所見

幅の広い QRS の頻拍で、心室頻拍を示唆する所見(どれも決め手ではない参照表)

心室頻拍を示唆する心電図所見

所見内容
脈拍数120回/分以上(通常は150〜200回/分)
QRS 幅幅の広い QRS。右脚ブロック型で 140 ms 以上、左脚ブロック型で 160 ms 以上
房室解離ある(心房と心室が別々に興奮している)
融合収縮(fusion beats)ある
補足収縮(capture beats)ある
電気軸安静時の心電図と電気軸が違う(心室期外収縮〈PVC〉と同じ軸であるなど)

注意

  • 心室頻拍を診断する心電図の基準に絶対的なものは無い。挙げた所見は、どれも心室頻拍を「示唆する」もので、いくつ当てはまれば心室頻拍と決める、という規則ではない
  • 幅の広い QRS の頻拍を見たときは、変行伝導を伴う上室頻拍と考えるより、心室頻拍を第一に考えて対応する。リズムが整で QRS 幅の広い頻拍では、心室頻拍を鑑別の最優先にする
  • 頻脈性不整脈では、安定か不安定かの見極めが最初のステップ。不安定なら同期カルディオバージョンを行い、ためらうことは禁忌

免責

この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。