臨床計算ツール

暑さ指数(WBGT)

湿球・黒球・乾球の温度から暑さ指数を出し、熱中症予防指針の段階を示す

暑さ指数(日射がある場合) あと 3 項目
暑さ指数(日射がない場合) あと 2 項目

5〜32
℃
5〜60
℃
0〜42
℃

日射がある場合の式でだけ使う。日射がない場所だけを知りたいときは空でよい

計算式

  • 日射がない場合(屋内など): WBGT = 0.7 ×湿球温度 + 0.3 ×黒球温度
  • 日射がある場合(屋外など): WBGT = 0.7 ×湿球温度 + 0.2 ×黒球温度 + 0.1 ×乾球温度
  • 温度はどれも摂氏(℃)。段階は日本生気象学会の日常生活の指針(危険 31 以上、厳重警戒 28 以上 31 未満、警戒 25 以上 28 未満、注意 25 未満)

注意

  • 日射がある場所の式には乾球温度が要る。黒球を持たない簡易型の測定器は、日射のある環境(屋外など)には適さないと指針はしている
  • 指針は、乾球と湿球は強制通風でなく自然通風のもとに置き、黒球は直径 150 mm の黒球温度計で測るとしている
  • 段階は、日常生活での熱中症予防の指針の温度基準域。高齢者、病気の人、薬を飲んでいる人、乳幼児は熱中症になりやすいので、一般の人より積極的な対策が必要と指針はしている
  • 環境省の暑さ指数は気象庁の観測条件に沿った値で、実際の生活の場では周囲の壁や路面の影響でより厳しい暑熱環境になっていることがある、と環境省は説明している
  • 日本救急医学会のガイドラインは、WBGT の上昇は熱中症の増加と関連し、発症リスクの評価に WBGT の測定は有用とする。一般に WBGT 28 を超えるとリスクが増えると考えられている、と述べている

出典

  1. 日本生気象学会 熱中症予防研究委員会. 日常生活における熱中症予防指針 Ver.4. 2022.(2. 日常生活における熱中症予防指針(温度基準域の表)、3. 付録 1)温度環境の指標) https://seikishou.jp/cms/wp-content/uploads/20220523-v4.pdf[ガイドライン]
  2. 環境省 熱中症予防情報サイト. 暑さ指数(WBGT)の詳しい説明: 算出方法と留意事項.(暑さ指数(WBGT)の算出式) https://www.wbgt.env.go.jp/doc_observation.php[ガイドライン]

    上記の資料をもとに、当ツールが編集・加工して作成しました(国・作成元が作成したものではありません)

  3. 日本救急医学会 熱中症および低体温症に関する委員会. 熱中症診療ガイドライン 2024. 2024.(BQ2-03(p.32)) https://www.jaam.jp/info/2024/files/20240725_2024.pdf[ガイドライン]
  4. 環境省 熱中症予防情報サイト. 当サイトで提供する暑さ指数(WBGT)について.(暑さ指数(WBGT)の観測条件、生活の場の暑さ指数) https://www.wbgt.env.go.jp/wbgt_detail.php[ガイドライン]

    上記の資料をもとに、当ツールが編集・加工して作成しました(国・作成元が作成したものではありません)

確認日: 2026-10-14

免責

この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。