WPSS(WHO 分類に基づく MDS の予後スコア。貧血をヘモグロビンで見る改訂版)
骨髄異形成症候群の予後を、WHO 分類の病型・染色体核型・重い貧血(男性 Hb 9 g/dL 未満、女性 8 g/dL 未満)の点(0〜6点)で 5 群に分ける
あと 4 項目
注意
- これは WPSS のうち、貧血を「輸血が必要か」ではなく「ヘモグロビンの値」で見る改訂版(原著者自身による改訂)。原著の WPSS(輸血依存で見る版)とは貧血の見方が違い、この画面は原著の WPSS の点数表を使っていない
- 重い貧血は、男性で 9 g/dL 未満、女性で 8 g/dL 未満。輸血を受けている人は、輸血前のヘモグロビンの値で分ける(原著の方法)
- 病型は 2008 年の WHO 分類の用語。原著は症例を 2008 年の分類で振り分け直している。染色体核型の良好・中間・不良の分け方は、原著の表の注のとおり(IPSS の核型の分類による)
- 原著の解析対象は、イタリア・パヴィアの連続症例(学習集団 840 人)で、ドイツ・デュッセルドルフの 504 人で検証している。群ごとの期間は学習集団の診断時の評価での全生存の値で、個々の患者の経過を言い当てる値ではない
出典
- Malcovati L, Della Porta MG, Strupp C, Ambaglio I, Kuendgen A, Nachtkamp K, Travaglino E, Invernizzi R, Pascutto C, Lazzarino M, Germing U, Cazzola M. Impact of the degree of anemia on the outcome of patients with myelodysplastic syndrome and its integration into the WHO classification-based Prognostic Scoring System (WPSS). Haematologica. 2011;96(10):1433-1440.(Table 2・Table 3・Abstract・Design and Methods) PMID: 21659359、DOI: 10.3324/haematol.2011.044602、https://haematologica.org/article/view/6089/31036[原著]
- Malcovati L, Germing U, Kuendgen A, et al. Time-dependent prognostic scoring system for predicting survival and leukemic evolution in myelodysplastic syndromes. J Clin Oncol. 2007;25(23):3503-3510.(全体)(原典未見)[原著]
- 日本血液学会編. 造血器腫瘍診療ガイドライン 第3.1版(2024年版). 骨髄異形成症候群. CQ1(予後予測).(CQ1 の解説(WPSS の記述)) https://www.jshem.or.jp/gui-hemali/1_6.html[ガイドライン]
確認日: 2026-10-16
免責
この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。