臨床計算ツール

NEWS(初版・2012年)

急性疾患の患者の急変リスク(旧版)

これは旧版です。現行版は NEWS2

あと 7 項目

4〜50
回/分
70〜100
%
酸素投与(マスクや鼻カニューレで酸素を投与している)
50〜250
mmHg
30〜200
回/分
意識(AVPU)
34〜41
℃

注意

  • 2017年に NEWS2 へ改訂された旧版。RCP は2012年の報告を「保管(アーカイブ)されたもので、研究用」とし、臨床の現場では使わないよう求めている(RCP の NEWS2 のページ)。臨床では NEWS2 を使う。主な変更は、SpO2 のスケール2(高二酸化炭素血症性の呼吸不全)の追加、意識の「新たな混乱」(AVPU から ACVPU へ)、1項目が3点のときの扱い(中リスクから低〜中リスクへ)、酸素の記録
  • 16歳以上の成人に使う。16歳未満の小児と妊娠中の女性には使わない
  • 2012年版の「清明(A)」は、完全に覚醒していれば見当識がなくてもよい(混乱は AVPU の評価に入らない)。ただし新たに出た混乱や悪化した混乱は、重い原因への懸念として緊急の評価が要る。NEWS2 では、新たな混乱は3点
  • COPD などの高二酸化炭素血症性の呼吸不全の患者は、目標 SpO2(88〜92%)の範囲でも点が付くことがある。目標 SpO2 を処方して診療録に記録した臨床医が点を「リセット」しない限り、表のとおりに点が付く
  • 手術後などの鎮静中は、意識レベルが下がっていても不思議でない。鎮静の直後という時間の文脈で、意識レベルと緊急対応の要否を考える
  • 懸念があれば NEWS にかかわらず、緊急の対応を求める。NEWS は臨床判断の補助で、代わりにはならない

出典

  1. Royal College of Physicians. National Early Warning Score (NEWS): Standardising the assessment of acute-illness severity in the NHS. Report of a working party. London: RCP; 2012.(Chart 1(p.14)、Chart 2(p.15)、勧告(pp.xiii〜xiv)、監視の頻度(p.22)、Chart 4(p.24))[原著]
  2. Royal College of Physicians. National Early Warning Score (NEWS) 2: Standardising the assessment of acute-illness severity in the NHS. Updated report of a working party. London: RCP; 2017.(3章「Single extreme values(red score)」(p.12)、Chart 1(p.29)、Chart 2(p.30)) https://www.rcp.ac.uk/media/a4ibkkbf/news2-final-report_0_0.pdf[原著]
  3. Royal College of Physicians. National Early Warning Score (NEWS) 2(RCP のウェブページ。2012年の報告の扱いを書く). London: RCP.(2012年の報告についての注記) https://www.rcp.ac.uk/improving-care/resources/national-early-warning-score-news-2/[ガイドライン]
  4. 志馬伸朗, 中田孝明, 矢田部智昭, ほか. 日本版敗血症診療ガイドライン2024. 日集中医誌. 2024;31(Suppl 2):S1165-S1313.(Table 1-3-3 早期警告スコア NEWS(S1182)、CQ1-3 の解説(S1181)) https://www.jsicm.org/pdf/cq/J-SSCG2024/J-SSCG2024_Main.pdf[ガイドライン]

確認日: 2026-10-12

免責

この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。