産科DICスコア(旧版)
失効した旧版(真木ら 1985)。基礎疾患と臨床症状を重く見て、DICの治療を早く始める点数
これは旧版です。現行版は 産科DIC診断基準(2024年改訂版)
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注意
- 日本産婦人科・新生児血液学会は、この旧版の産科DICスコアはすでに失効しており、研究目的で掲載していると案内している。臨床の場でDICの評価に使わないよう求め、臨床では「2024年改訂版 産科DIC診断基準」の使用を求めている
- 産科の急激に進むDICで、検査の結果を待たずに早く治療に踏み切れるように、基礎疾患と臨床症状を重く見て作られたスコア。常位胎盤早期剥離や羊水塞栓症などでは、検査の結果によらず、基礎疾患と臨床症状だけでもDICとして治療を始められる。最終の診断は検査の結果による
- 基礎疾患・急性腎不全・急性呼吸不全は、該当するものを1つだけ選ぶ。臓器の障害・出血傾向・そのほかの症状・検査項目は、該当するものをすべて選ぶ(検査項目は、値の大小によらず該当すれば各1点)
- 資料によって点が食い違う項目がある。常位胎盤早期剥離(子宮硬直)の児死亡と児生存の点は、児死亡5点・児生存4点と書くものと、児生存5点・児死亡4点と書くものがある。急性呼吸不全の酸素放流のみは、1点と書くものと3点と書くものがある。臓器の障害は、学会のページ・学会の PDF・川﨑 2022 は心・肝・脳・消化管の4つだが、学会の作業部会による論文(Sci Rep 2024)の補足表には、そのほかの重篤な臓器障害(4点)の行もある。この計算機は学会のページの4つにしている
出典
- 日本産婦人科・新生児血液学会. 旧版の産科DIC診断基準(スコア). 産科DICスコア. 日本産婦人科・新生児血液学会.(産科DICスコアの表と判定) http://www.jsognh.jp/dic/past/index.php[ガイドライン]
- 日本産婦人科・新生児血液学会. 産科DICスコアならびに治療効果判定基準(PDF).(1頁 産科DICスコア) http://www.jsognh.jp/dic/file/dic_score.pdf[ガイドライン]
- 真木正博, 寺尾俊彦, 池ノ上克. 産科DICスコア. 産婦治療. 1985;50:119-124.(書誌のみ)(原典未見)[原著]
- Kobayashi T. Obstetrical disseminated intravascular coagulation score. J Obstet Gynaecol Res. 2014;40(6):1500-1506.(書誌のみ)(原典未見) PMID: 24888908[原著]
- 川﨑薫. 産科領域で遭遇するDIC診療 Up to Date. 日本血栓止血学会誌. 2022;33(5):544-550.(表1(p.546)) https://www.jsth.org/pdf/oyakudachi/202307_9.pdf[解説・総説]
- 真木正博, 中林正雄, 小林隆夫. 産科DICスコア作成の経緯(寄稿文). 日本産婦人科・新生児血液学会.(寄稿文3編) http://www.jsognh.jp/dic/file/Circumstances.pdf[解説・総説]
確認日: 2026-10-14
免責
この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。