臨床計算ツール

STONE スコア(2014年の原版)

尿管結石が疑われる成人が、実際に尿管結石を持っている可能性を、5項目の点数で低い・中間・高いに分ける(旧版)

これは旧版です。現行版は STONE スコア(2024年改訂、人種を除いた版)

あと 5 項目

性別
痛みが始まってから受診までの時間
人種(原著の項目名は Origin)

原著の区分は「黒人」と「黒人以外」の2つ

吐き気・嘔吐
尿試験紙で血尿がある

注意

  • 原著の対象は、救急外来で尿管結石を疑って非造影 CT を受けた 18 歳以上の成人で、側腹部痛か背部痛がある人。外傷、感染の徴候(発熱、尿試験紙の白血球)、既知の活動性の悪性腫瘍、既知の腎疾患(クレアチニン 1.5 mg/dL 超)、尿路の処置の既往(砕石術、尿管ステント)のある人は除かれた
  • 原著は、これを臨床予測ルール(可能性を示すもの)であり、決定ルールではないとしている。スコアが高い患者に CT をしない、とは述べていない。被ばくや費用と、診断を誤る危険をどこまで許せるかを比べる材料として使うものとしている
  • 導出も検証も、米国の都市部の三次救急の病院と郊外の独立型の救急外来の、同じ2か所で行われた。著者は、ほかの場での性能は分からず、多施設での検証が要るとしている
  • 原著の対象は白人が大半(導出群の 84.9%、検証群の 83.7%)で、黒人は導出群の 10.6%、検証群の 11.6% だった
  • 2014 年の原版(人種の項目あり)。原著者らは 2024 年に、人種を除いて肉眼的な血尿を入れた改訂版(0〜10点)を発表し、改訂版を使うことを検討するよう勧めている(STONE スコア 2024年改訂)。同じ論文は、別の施設での外部検証で、黒人以外の人種が尿管結石と有意に関連しなかったと述べている
  • 吐き気・嘔吐の項目は、原著の表3では「吐き気だけ 1 点・嘔吐だけ 2 点」、表2では「吐き気だけ」と「吐き気と嘔吐」の区分で書かれている。この画面は表3の区分に従い、嘔吐があれば(吐き気と嘔吐の両方があるときも)2 点とした

出典

  1. Moore CL, Bomann S, Daniels B, Luty S, Molinaro A, Singh D, Gross CP. Derivation and validation of a clinical prediction rule for uncomplicated ureteral stone--the STONE score: retrospective and prospective observational cohort studies. BMJ. 2014;348:g2191.(Table 3、Results、Discussion、Methods) PMID: 24671981、DOI: 10.1136/bmj.g2191、https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC3966515/[原著]
  2. Moore CL, Gross CP, Hart L, Molinaro AM, Rhodes D, Singh D, Baloescu C. Construction and performance of a clinical prediction rule for ureteral stone without the use of race or ethnicity: A new STONE score. JACEP Open. 2024;5:e13324.(抄録、Introduction、Table 2) DOI: 10.1002/emp2.13324、https://escholarship.org/content/qt30k617bq/qt30k617bq_noSplash_56b7c5695d62e4a41ef490a9392eef39.pdf[解説・総説]

確認日: 2026-10-14

免責

この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。