看護師に必要な急変対応セミナー

――シミュレーションが不安でも、まずは「頭の中の準備」から。

目次

対象

  • 急変対応にまだ慣れていない新人看護師・若手看護師
  • 一度学んだけれど、不安が残っている中堅看護師
  • NCLS/ACLSやICLSなどのシミュレーションコースの前に、もう一度基礎を整理したいすべての看護師

急変対応セミナーのコンセプト

「いきなりシミュレーションはハードルが高い…」
そんな方のための、講義中心で学べる急変対応セミナーです。

NCLS公式テキストをプレゼント!!

NCLS公式テキストを中心に講義形式で進めていきます。

※当日現地配布


このセミナーについて

急変対応のセミナーというと、
「いきなりチームでのシミュレーション」
「頭が真っ白になる」
といったイメージが強く、苦手意識を持つ方も少なくありません。

本セミナーは、
講義形式で「考え方」と「優先順位」を整理することに特化した看護師向け急変対応セミナーです。

  • モニターやバイタルサインをどう“読む”のか
  • どこから手をつければいいのか
  • 何を観察して、何を報告すればいいのか

を、現場でよくある“急変の入り口”のケースをもとに、
スライド+ミニワークでわかりやすく解説します。

NCLSなどのシミュレーションコースに進む前の
**「0.5歩目」**として、安心してご参加いただける内容です。


こんな方におすすめです

  • 急変の場面で、毎回「とりあえず心マ?」と迷ってしまう
  • コードブルーが鳴ると、今でもドキドキしてしまう
  • 過去にICLSやACLSを受けたけど、内容をうまく使えている自信がない
  • シミュレーションは緊張してしまい、理解する前に終わってしまう
  • 急変対応の“全体像”を、もう一度きれいに整理したい
  • 将来NCLSやNCLS-EPなど、実技中心のコースにも参加したいと考えている

このセミナーで得られること(到達目標)

受講後には、少なくとも次のことができる状態を目指します。

  1. 急変の「前兆」サインをイメージできる
    • 呼吸・循環・意識レベルの変化を、具体的な観察ポイントとして押さえられる。
  2. 「今すぐやること」と「あとでやること」が整理できる
    • ABCDEアプローチをベースに、優先順位をつけて対応をイメージできる。
  3. 院内心停止の特徴と対応の流れを理解したうえで準備できる
    • 急変対応の根拠が分かり解像度があがります。
  4. 医師や先輩への報告が“伝わる形”でできる
    • SBARなどの枠組みを用いて、混乱しやすい状況でも落ち着いて報告できる。
  5. NCLSなどシミュレーションコースに進むイメージが持てる
    • 次のステップ(NCLS/ACLS1日コースなど)で何を学ぶのかがわかり、
      自分に今何が必要かを整理できる。

プログラム

※開催時間や対象者の経験年数に応じて調整します。

合計:3.5時間

  1. オリエンテーション
  2. 急変対応の「全体像」を整理する
    • 院内急変とは何か?
    • 心停止にさせないために必要なこと(急変の予防)
    • 初期評価と判断の流れ
  3. 具体的な心停止の対応とコツ
    • アルゴリズムの大事なポイント
    • 心停止の原因に応じた優先順位
  4. チームで動くためのコツ
    • テクニカルなスキルとノンテクニカルスキル
    • SBARで考える報告の型
    • 先輩・医師にどこまで伝える?何を伝える?

内容は一部変更の可能性があります。

セミナーの特長

  1. 講義中心で、ロールプレイが苦手でも安心
    • シミュレーションに入りづらい方でも受けやすい内容設計です。
    • まずは「頭の中のシミュレーション」から始めたい方に。
  2. 看護師の“現場あるある”に特化
    • NCLSコースの運営で培った、現場に即した事例を用いて解説します。
    • 「教科書には載っていないけど、現場で困っていること」にフォーカス。
  3. NCLSへのステップアップを意識した構成
    • 「次はNCLSで実際に動いてみよう」と思えるような内容・レベル感です。
    • いきなり1日シミュレーションに参加するのが不安な方に、橋渡しとして最適です。
  4. 明日から使える“チェックリスト的視点”が身につく
    • 急変時の観察ポイント、報告のポイントを
      「チェックリスト」のように頭の中で整理できるようにします。

受講後のイメージ(Before / After)

Before

  • 「急変って、とにかく怖い」
  • 「心停止になったらどうしよう…」
  • 「NCLSを受ける自信がない」

After

  • 「とりあえず、ここから見ていこう」が自分の中にある
  • 「この状態は危ないかも」と一歩早く気づけるイメージがつく
  • 急変時の優先順位と連携のコツが分かる
  • 「次はNCLSも受けてみよう」と具体的な目標が持てる

講師紹介

急変対応.net 代表
万波 大悟(MANAMI DAIGO)

経歴資格
□ 診療看護師(NP)
□ 元救急看護認定看護師
□ 救急看護学会
  ファーストエイドインストラクター
□ 日本救急医学会ICLSインストラクター
□ 東京医療保健大学 大学院 看護学研究科 修士課程 修了
□ 東京医療保健大学 基礎看護学実習指導教員(非常勤)

所属学会:
日本救急看護学会 評議員


大阪会場

  • セミナー名:看護師に必要な急変対応セミナー
  • 開催日:2026年1月27日(火)
  • 時間:9:00〜12:30(休憩含む)
  • 会場:大阪市中央区
  • 対象:急変対応を学びたい方
  • 定員:30名(先着順)
  • 受講料:6,200円(税込)受講料にテキスト代が含まれます
  • 主催:急変対応.net
  • 持ち物:筆記用具 ※テキストは当日に会場でお渡しいたします
  • お申込み方法
    下記の「お申込みはこちら」ボタンより、必要事項をご入力ください。

東京会場

  • セミナー名:看護師に必要な急変対応セミナー
  • 開催日:2026年1月31日(土)
  • 時間:9:00〜12:30(休憩含む)
  • 会場:東京都板橋区
  • 対象:急変対応を学びたい方
  • 定員:15名(先着順)
  • 受講料:6,200円(税込)受講料にテキスト代が含まれます
  • 主催:イーエヌアシスト
  • 持ち物:筆記用具 ※テキストは当日に会場でお渡しいたします
  • お申込み方法
    下記の「お申込みはこちら」ボタンより、必要事項をご入力ください。

よくある質問(FAQ)

Q. NCLSを受けたことがなくても参加できますか?
A. はい、まったく問題ありません。本セミナーは、NCLSなどのシミュレーションコースの前段階として受講いただくことを想定しています。

Q. ロールプレイや実技はありますか?
A. 本セミナーは講義中心です。一部、考え方を整理するための「簡単なシンキングワーク」や「事例ディスカッション」は行いますが、ロールプレイや本格的なシミュレーションはありません。

Q. 急変対応の経験がほとんどないのですが、大丈夫でしょうか?
A. むしろ、そのような方にこそ参加していただきたいセミナーです。
 「何も知らない前提」で、急変時の見方・考え方から丁寧にお伝えします。

Q. 過去にACLSを受講したことがありますが、参加するメリットはありますか?
A. あります。過去に学んだ内容を、より落ち着いた環境で“言語化・整理”したい方に最適です。
 「なんとなく動いていた急変対応」を、頭の中で体系立てて整理し直すことができます。

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